■シリーズの概要
「モータースポーツのワールドカップ」をコンセプトに2005年9月から開幕した新シリーズ。最初のシーズンは05年9月から06年4月までとなっていて、通常のフォーミュラカーレースのオフシーズンに開催される。
国別対抗をコンセプトにし、ドライバーの一人はその国出身のドライバーの起用が義務づけられている。マシンはワンメイクで、メンテナンスは、A1グランプリが委託した複数のレーシングチームが一括して請負い、イコールコンディションを確保する。参加国(チーム)は、資金さえ集めれば参加できるため、モータースポーツの技術力が確保できない国でも参加できることになる。
国によって体制は違うが、国家プロジェクト並みに力を入れている国もあり、国家の首脳がチーム代表に就任したり、王族が参画していたりしている。また、イギリスでは元F1チャンピオンのジョン・サーティース卿がシートホルダーをつとめるなど注目度も大きくなっている。
マシンはその国のイメージカラーに塗られ、自国のスポンサーを中心にバックアップを受ける。
日本チームは、開幕直前に参加が決定。F-NIPPONにも参戦しているチームMOHNが中心となる体制として参加。ドライバーには、野田英樹と福田良の2人が登録されている。マシンはもちろん日の丸がペイントされている。
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