■ 概要
フォーミュラカーの最高峰であるF1,その直下のカテゴリーであるF3000クラスの下に位置するカテゴリーが「F3」
ドライバーのステップアップのためのカテゴリーであり、このF3クラスからプロとしての自覚と責任が求められるようになる。
マシンやエンジンに関する規格は、FIAにより世界的に統一されていて、イギリス(イギリスF3)、ヨーロッパ(ユーロF3)、日本(全日本F3)など世界各国で開催されている。また、このF3のチャンピオン獲得者にはF1に参戦するために必要な「スパーライセンス」が発給される。
11月にはF3による世界一決定戦に相当するマカオGPが開催され、F3開催各国から強豪が集められ速さを競う
なお、ステップアップカテゴリであるため、F1でポイントを獲得したドライバーやF3000で過去9年間に入賞したものは参戦できない。
日本のF3は1979年より開催され、1981年よりJAFの主催となり全日本選手権化されている。
マシンおよびエンジンは、2005年の全日本F3では、シャーシーはダラーラと童夢、エンジンはトヨタ、無限、ニッサンが供給している。
タイヤは、ワンメイクと規定され、日本ではブリジストンが供給している。
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