F1日本GPのサポートレース、フォーミュラ・ドリーム第9戦。
全日本F3選手権参戦中でゲストとしてレースに参加していた長屋宏和がレース2周目、スプーンコーナーの進入で前を走る細川慎弥と接触、長屋のマシンはノーズから路面にたたきつけられ縦に回転しながら宙を舞い、タイヤバリアを超えフェンスの最上段にぶつかり着地した。この事故が発生したためレースは中止。長屋は第六頚椎骨折の重傷を負った。
事故後、車椅子の生活となったが、レースを愛する強い気持ちでリハビリに専念、2004年9月18日にはレーシングカートで念願のサーキット復帰を果たした。さらに12月には無限プレイングカートフェスティバルにてレース復活を果たしている。
長屋宏和選手のホームページには「私、長屋宏和はレースを愛し今年も、そして来年も、永遠に挑戦し続けます。レースと言う栄光に満ちたフィールドがこの世からなくならぬ限り・・・。 」と、変わらぬレースへの情熱がつづられている。
また、障害者でも健常者と同じようにファッションを楽しみたいとの思いから“Piro Racing”を設立し、精力的な活動を続けている。
関連サイト:長屋宏和 http://www.piroracing.com/
チェアウォーカーファッション Piro Racing
関連書籍;それでも僕はあきらめない(著:長屋和宏)
画像2枚は長屋宏和選手のご了解を得て、掲載させていただきました。
(画像左上は2002年F3参戦時のもの、右下は事故後初の復帰レースで、多くの支援者の方達と共に喜ぶ長屋選手です)
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