第42回 インディアナポリス500マイルレース
レース一周目に15台による大多重衝突が発生、一人のドライバーが命を失った。
最前列の3台がローリングの時点から隊列を崩しており、各車隊形がバラバラのままスタートが切られる。
バックストレートでは中段グループが大きく横に広がってトップ集団に割って入る危険極まりない接近戦となる。
その中でポールのラスマンと2番手のエリジャンの接触をきっかけに、いたる場所でも接触事故が多発。
パット・オコーナー(スマーKK500G・オッフィー/No.4)も他車と接触し数回横転した。
オコーナーの衝撃は致命的で、アスファルトに全身を強打した事により、全身打撲で死亡した。
▼ オコーナーの事故死の原因となった多重事故の画像
フェンスを飛び越えていったマシンはカーナンバー92の
ジェリー・アンサー(Jr)(ロイ・マッケイKK500G・オッフィー)。
数台の車は後も走る事が出来たが、この事故で走行不可能となったのは以下の7台。
4/パット・オコーナー(スマーKK500G・オッフィー)
5/エド・エリジャン(ジョン・ジンク・ワトソン・オッフィー)
31/ポール・ゴールドスミス(シティオブデイトナKK500G・オッフィー)
57/アート・ビッシュ(ヘルス・クヅマ・オッフィー)
68/レン・サットン(ジム・ロビンスKK500G・オッフィー)
92/ジェリー・アンサー(ロイ・マッケイKK500G・オッフィー)
97/ディック・ラスマン(マクナマラ・ワトソン・オッフィー)
■ パット・オコーナー 享年30歳。
インディ500には通算5回出場しており、
1954年…21位(181周第2ターンでスピンオフ)
1955年…8位
1956年…18位(13周遅れ)
1957年…8位
1958年…29位(0周クラッシュ/死亡)