ル・マン史上、モータースポーツ史上にに残る大惨事が発生した。
オースチン・ヒーレーに乗るランス・マックリンとメルセデスのピエール・ルヴェーが接触、オースチン・ヒーレーに乗り上げる形でルヴェーのメルセデスは宙に舞い満員の観客席に飛び込み、爆発炎上した。この時、衝撃でエンジンなどのマシンの部品が観客席に飛び込み、ルヴェーをはじめ観客・スタッフ含めて80人以上が死亡する大惨事となった。
この事故をうけ、メルセデスはモータースポーツ活動を中止。以後30年間レースの現場に現れることはなかった。
ピエール・ルベー
1905年12月22日生 1955年6月11日没(享年49歳)
▲上の写真は、1955年のル・マン24時間を疾走するピエール・ルベー。生前最後の画像となってしまった。
下記のリストは、亡くなった観客の方々のリストです。77名の氏名が判明した方以外に、4名の氏名・国籍・性別・年齢ともに不詳の方がいると言われています。
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