アルベルト・アスカリに起きた事故は今も謎とされている。
しかし、この事故には一つの逸話がある。
アスカリの事故が起こった直後にパルコ・デ・モンツァの従業員と思われる制服の人物が現場で目撃されていて、
その人物は自殺という行為にその後走るったのである。
その自殺の直前に、彼は教会で懺悔をしアスカリの車の前に飛び出したという顛末を述べたという。
しかし自殺は未遂に終わり、その後精神病院で過ごしたという説・・・・
事実として、アスカリの事故現場には急ブレーキ痕があり、ブレーキを踏んだままハンドルを切った形跡が残っている。アスカリが何かを目撃して回避行動を取ったと思われる状況がうかがえるのである。
あくまでもこれは「説」の一つではあるが、事故原因の一つの有力な事案であると思われる。
(右の画像は、アスカリがドライブしていたFerrari750S。コクピット部分に損傷はありませんが、アスカリはこの車から投げ出された事により致命傷を負いました)
(本ページの文章および画像はMOZAさんより提供いただきました。文章は管理人キャビン85が一部編集しました)